 |
|

92-4,Asahimachi
Kasama-shi
Ibaraki,JAPAN
|
世界にはインビザラインに似たマウスピース型の矯正装置がいくつか存在します。見た目も透明で形もそっくりなので、全く同じ効果と使用用途があるものだと誤解されています。しかし実際には製作行程と治療システムが大きく異なるので、治療効果や治療が出来る症例の範囲も大きく異なります。
インビザラインは、「クリンチェック」とよばれる独自の3次元シミュレーションソフトを通じ、コンピュータ画面上にて、治療完了にいたるまでの総合的な治療計画の立案・検討を行っていきます。治療計画の立案にあたっては、インターネットを通じた双方向なやりとりを経て、ドクターの承認を得た上で最終決定されます。米国アライン社独自のCAD/CAM(光造形)技術を用いて、治療計画に忠実に段階ごとのマウスピースを1度に全て作製します。この最先端の光造形技術を利用したマウスピース型の矯正装置は世界にインビザラインしか存在しません。また、歯型を3次元のデジタルデーターとして保存しているためマウスピースをなくした場合でもそのステージのマウスピースだけを別途作製することも可能です。
クリアライナー(日本製)を代表とするインビザライン以外のマウスピース型矯正装置は現在の口腔内の状況の歯型から次のステップの歯の動きを予想し、手作業で新しいマウスピースを作製していきます。歯を動かすたびにマウスピースを作製するため治療期間が長い場合は数多くの型取りが必要になります。そのため数回の型取りで治療出来る比較的簡単なケースに適しています。また矯正治療経験の少ない先生でも治療が可能であるため比較的多くの一般歯科医院でも導入されております。 |
| インビザライン | クリアライナー |
| 歴史 | 1997年 | 2005年 |
| 製造元 | 米国アラインテクノロジー社 | 日本の技工所(ASO) |
| 歯の型取り | 基本的に最初の1回のみ | 3〜4週間毎に1回 |
| 種類 | ハード1種類のみ | ソフトとハードを使う(1週間毎) |
| マウスピースの厚さ | 0.75mm | 0.5 〜0.7mm |
| マウスピースの大きさ | 小さい | やや大きい |
| 装着時の快適性 | ほとんど同じ |
| 装着時の見た目 | ほとんど同じ |
| 抜歯ケース | ケースによっては可能 | 不可能 |
| 型取り後の装着まで | 約3〜4週間 | 約10日 |
| 製作のためのコスト | 比較的高い | 低い |
| 製作行程 | ほとんどがデジタル処理 | ほとんどが手作業 |
| 歯科医の資格 | 矯正認定医または同等の経験が必要 | 特に制限無し |
|
どちらのマウスピース型矯正装置を選択するのが良いかは患者さんの希望というよりは患者さんの歯並びの状態により大きく左右されます。
基本的には歯を大きく動かすような抜歯ケースはクリアライナーにおいて非適応症とされています。逆にインビザラインの場合、抜歯治療はケースにより適応とされており、難症例であっても補助矯正装置と併用することにより比較的簡単に治療可能です。私の個人的な見解では半年前後の治療期間が予想される1〜2歯の歯のみを動かす簡単なケースや矯正後の後戻りの治療にはクリアライナーが治療費用やコストの面で適していると思います。しかし、治療期間が1年以上かかる難しいケースであれば全体的な治療の流れを確認しながら歯の動きをシュミレーション出来るインビザラインのほうが診断においても治療においても有利であると考えています。逆に治療期間が長い分、治療結果がドクターのインビザライン症例の経験や知識に大きく左右されます。
クリアライナーと比較してインビザラインの大きな長所としては型取りが最初の1回だけで全てのマウスピースが製作されるため、2〜3ヶ月分のマウスピースを事前にお渡しすることができ、来院回数を少なくすることができることや、治療シュミレーションソフト(クリンチェック)を使用することにより最初の段階で治療期間や治療の流れが明確になることです。また抜歯ケースなどのシビアな矯正治療に対応できることも大きな違いです。
よく誤解されているインビザラインの短所として矯正治療中は虫歯治療が行えず、その場合は再度型取りが必要とされています。しかし実際には小さな虫歯であればマウスピースにあわせて虫歯の処置を行えばそのままマウスピースを使用して矯正治療を続けることができます。たとえ大きな被せ物の処置をして再度インビザラインの型取りをしなければならない場合でも、毎回型取りをするクリアライナーの手間と比べれば決して短所とはいえません。ただし場合によってはマウスピース再製作のための追加料金が発生します。費用は医院によって異なりますが5万円程度が妥当であると考えています。実際には矯正治療前の精密検査で予後不良と思われる歯を特定し、事前に処置を行いますので、矯正治療途中で再度インビザラインの型取りをするケースは稀です。
あさひ歯科クリニック・矯正専門サイト
佐本 博 |
|
|
HOME| インビザラインの特長| 治療の流れ| Q&A| 費用| モニター募集| ホテル宿泊プラン| 医院案内| 無料相談| LINK
|